2014年5月2日金曜日

そして新学期

私たちが所属する資源植物科学研究所は、岡山県倉敷市にありまして、岡山大学の一部です。岡山大学は、倉敷も含めいくつかキャンパスを持っていますが、メインキャンパスは、岡山駅から徒歩20分ほど離れた津島キャンパス。

 つまり、私たちはメインキャンパスからは隔絶されているわけで、大学、というところにつきものの季節感・・・・・4月入学、7月から8月は夏休み、試験期間中の緊張感、冬休み、そして3月がやってくると卒業の季節・・・・・というものが、ほぼまったく感じられない生活を送っています。
 ときどき、用事で本学に行くと、当然ながら学生さんがたくさんいて、『!!そうだ、大学ってこういうところだったよね~~!!』と、今更ながらの驚きを感じてしまうわけです。

各研究グループごとの説明を熱心に聞く新入生のみなさん。
雨降りながらオオムギが植わった圃場見学もメニューに組み
込まれていました。
という、飛び地キャンパスの悲哀を味わっている私たちですが、今週は、農学部との交流会のため、倉敷キャンパスに今年の入学生が大挙して押し寄せてくれました。

 全部で約120名の1回生と教員がやってきてくれると、今更ながら、いつもはずいぶん静かなんだなぁ・・・というのが逆によくわかります。
 この見学は、授業の一環として、レポート提出が課せられているものですが、所員の説明にずいぶん熱心に耳を傾けてくれました。

ところで、写真に写っているのは、旧事務室。前にも書いた、増改築に向けて空けた部屋です。来年の今頃は、この写真に写っている部屋の代わりに、新しい建物で新入生をお迎えすることになるわけですね。

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