2019年6月14日金曜日

早くも最後の週

 1ヶ月滞在、来た時には「長いな。。。」と思っていましたが、毎度のことながら、すぎると短い。
 来週月曜日には帰国です。
 今回、こちらに到着して、大学スト!と聞いた時にはよろっとめまいがしましたが。
 物品購入のための公示入札もすみ、その中から納入業者を決め、とにかく発注は終了。
 先週直していただいた藻類培養器でもらってきたプランクトンを培養し、それを使った実験方法をアシスタントに教えたり。
 今後必要な細々した実験小道具を、チリ公立大独特なややこしい方法で発注かけてもらったり。
  ラボ専属秘書のヒルダさんとは、これまで言葉の壁からほとんどおしゃべりしたことがなかったのですが、大規模な居室部分改修の影響で、彼女と私は小さな部屋のデスクスペースで隣り合わせの席になりました。お陰で、毎朝毎晩ほっぺたをくっつけて挨拶を交わし、Google translatorを間に相談したり冗談言ったりして随分仲良くなれたのは、この時期ならではの僥倖です。物品購入その他多くの事務処理でお世話になっていることからも、仲良くなれたのは心強いしうれしいことです。居室スペースが出来上がったタイミングでやってきたらこれはなかったな.......。

 大学ストだの、長引いている改修工事だの、遅延要因は様々あったのですが、良い滞在になった気がします。

 とはいえ、チリというところは、この『ラボ発注から大学発注の間』に悪くすると1ヶ月!かかるようで。大学内での処理期間を短縮するために、カウンターパート教授に、購入部と話をしてくださるようにお願いしなければ。

 チリ公立大学は、とにかくなんでものんびりしています。
 『人が優しい』のと、『のんびりしている』のは、リンクしているんだろうなあ.....。逆に、テキパキと仕事が進むようになったら、こんなに誰もかれもが親切、とはいかないのでは。
 カウンターパート教授も大変お優しい方で、いつも私のチリ滞在中の安寧を気にかけてくださるのですが、私が半日かかると見る作業を三日後に....などと言われることが頻繁にあり、私が「今からやれば、今日の午後には終わるでしょ。できるんだったら、今やりましょっ」などと掛け声をかけるたびに、ちらりと苦笑い。
 日本からやってきてはせかせかとせっつく私が、一年間の共同研究ののちに彼から頂戴した冗談まじりのあだ名は、Your Majestyです。(女王)陛下....笑。

 仲良くやる、のはもちろん本当に大事ながら、効率も大事。5年あるプロジェクトの1年以上が終わってしまったことを考えても、仲良くを追求して単にのんびり、とはいきません。
 とはいえ、乗り込んいっては、あれやって!これやって!!....で、とうとう嫌われてしまったら、当然何も進まなくなる。

!!!.....というより、こんなに優しい人たちに、嫌われちゃったら悲しすぎる.....!!!

この辺のバランスをとるためにも、今はこちらに合わせてほぼ全て英語でしていただいている会話のうち、日常会話、ラボでのおしゃべりぐらいは、せめてスペイン語でする、しようとしてみせる、のは、大事な気がしています。倦まず弛まず、Google Translator片手にコンタクトを取ってくれるラボメイトに応えるためにも、ここはやはり、少しでもスペイン語を身につけなければ。

 ところで。
 スペイン語で、YesはSiです。
 先週も出てきた研究員@隣町(これからYさんとしておきましょう)から教えてもらったのですが、チリの方言、というか、口語で、これにpoをつけてSi-poというのが結構多いそうで。確かに、耳を澄ましていると、チリ人同士の会話では、相槌打つのに連発しています。
 彼女は、このことをスペイン語の個人教師から教えてもらったそうなのですが、私たちが、『Si-po!』と返事をすると、不意を突かれるのか、チリの人はみんなすっごく笑ってくれます。今まで滑ったことなし。笑

 ひとことで、わっと雰囲気が和むのを見るにつけ、やっぱり言葉って偉大だ。。。。と思います。
 
 .....言葉がわかれば、週末、街に出てひとりでお昼ご飯、のときにも、美味しいもの食べられますしね。



 
 
 

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