2018年12月14日金曜日

再びオソルノにて

 3週間の滞在も、明日で終わり。明日夕方に、日本に向けた発ちます。

 今回は、オソルノ-> テムコという、オソルノから車で(チリ人の運転で)4時間弱のところにある都市(以前来たことがありました)--> 日本の軽井沢といえそうなプコンという町で、テムコのLa Frontera大学教授で、チリプロジェクトのパートナーであるJorquera教授が主催してくださったミニシンポジウムに出席 --> オソルノに戻る、という、車での移動が多い滞在でした。

 このプロジェクトは、研究を中心に据えたものですが、一方で、研究成果を社会に還元することを狙ったものでもあります。今回は、そもそもどういうニーズがあるか、そして、どのような方法で成果の還元を狙うか、という点について、実際に赤潮対策に関わる人々、漁業に関わる人々のお話を聞く機会が多い滞在でした。
 未だ整理しきれず、こちらに書ききれない話がいろいろありますので、代わりに風景の写真をアップ。

 プコンにほど近い、Villarica山と、Villarica湖
 山の方は、活火山ですので煙がたなびいています。富士山のような山ですが、高さは2000メートル程度だそうです。

これまでの滞在で、これ以外にも、オソルノ山、カブルコ山という、やはり富士山のような山を見たのですが、こういう格好の山としてはチリで見るのは3つ目。
日本人の持つ富士山崇拝の念がちとぐらつきます。
こういった、素晴らしい景色が見られる小さな町、リゾート地なのですが、ここに小さいながらLa Frontera大学のキャンパスがあります。セミナーハウス、というには大きく立派、キャンパス、というには、小さいのですが。





 こちらでミニシンポジウムが開かれたのですが、一番肝心な発表風景は撮り忘れ、中庭でのブレイクをぱちり。

ものすごく天気が良く、珍しく気温も高い日だったのです。実は、上空にオゾンホールがあるそうで。まぶしいまぶしい中での木陰のティータイムは素敵でした。

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