2018年6月8日金曜日

カフェならぬ、トーク

 さて、先週は岡山大学主催のサイエンス・カフェの話を書きましたが、今週末には、地元のとある高校で、サイエンス・「トーク」でお話をさせていただきます。
 10名以上の高校生と直に話をする機会なんて、実に実に久しぶり。
 この会は、高校生に、実際に科学・技術を生業として日々を過ごしている大人たちと直に交流する機会を設けて、授業で触れる教科としての理科だけではなく、日々の生活に生かされている科学技術について考えたり、あるいはそれぞれの今後の進路について考えるきっかけにしてもらおうというもの。土曜日の不規則課外活動、つまり、興味を持って出席したいと考えた生徒さんたちが出席するというタイプのものだそうです。

 だそうです、というのは、今回が第一回の試みだから。緊張しますね 笑。
 この高校で非常勤教師として教鞭をとっていらっしゃる方がコーディネーターをされているのですが、たまたま私のことを思い出してくださり、このような機会をいただいたのです。今後考えている内容などをお伺いすると、あら、それ、私も生徒として出席したい、、、、と思うようなトピックがあれこれ。土曜日という、普通であればお休みである日を利用して、そのような会をもたれるという、コーディネーター始め先生方のお志に頭が下がります。

 で、どんな風にお話をすれば良いかここしばらく考えていました。
 聴衆は真面目な高校生。まあまあ真面目な高校生だった自分は、どんなことを考えてどんなことを知りたかったかな、、、、などと。私自身は、その頃生物学の研究職を目指しているわけでは全くなかったのですが、一方で、学校だの予備校だのその他だので出会った大人のちょっとした言葉に、結構影響を受けた気がします。
 この仕事をしていて面白い、よかった、と思えることは多々あるわけですが、一期一会のこの機会にそういうものがわかってもらえたら良いな、と思いながら、お話の内容を準備しています。私が興味を持っている研究から話起こして、最後はやっぱり、アンデス山脈@チリの写真で〆、でしょうか。

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