ついこの間帰って来たばかりのような気もしますが、次のチリ訪問が迫っています。
今回は、やっと、やっと、やっとの事で、研究に必要な備品が入ることに!
極めて一般的なものばかりではありますが、逆に言えば、それらがない(というか、共同研究ラボが保有する設備を使わせていただく一方だった)というのは、致命的に不便だし、申し訳なかった。。。。
今回は、すべてが揃う、はず!というわけで、こうやって書いているだけでも目の前がぱあっと広がる感じです 笑。
実は、それに加えて、あちらのラボ改修も進んでいるはず。今までは、大学の一棟ではありながら、実はホストラボのGajardo教授が過去に獲得した研究費で少しずつ建て増したり改良したりして来たラボだったのですが、本プロジェクトが始まるのを機に、大学が予算を組んでくださり、ラボ一帯を大改造することに。
4月第2週ぐらいから始まり、5月末ぐらいには終わる予定の大改装。
彼らとは、4月初めから1週間に一度ずつ、スカイプでミーティングを持っていろいろ相談したり報告しあったりしているのですが、その際にも、毎回違う部屋を使ったり(部屋を順番に改装しているので)、ネット接続が極端に悪かったりと、かなり不便そうでした。
とはいえ、大規模改装、のあとには、幸せが待っている!
というのが、過去に2年以上にわたる研究所改装で3回引っ越しを余儀なくされた私めの体験です。笑
どんなことになっているのか、どのぐらいまで改装が進んでいるのか、行ってみてのお楽しみ、です。
今回の滞在は、1ヶ月。だんだん、長さの感覚にも麻痺して来ています。
最高気温12、3度、最低気温5、6度、といえば倉敷の3月初めの気候でしょうか。
4月の始めあたりに衣替えしてしまい込んだセーターを引っ張り出し、ドラッグストアでカイロを買い込み(寒がりなのです)、向こうで使うちょっとした実験消耗品や、お土産や、また、冬は雨季に当たるので、長靴とウィンドブレーカー上下などなど、スーツケースに詰め込む日が続いております。
岡山大 資植研 萌芽・学際新展開G公式ブログです。 毎週、私たちがどのような仕事をしているか、大学で研究するというのはどういう生活なのかをお知らせしていこうと思います。 どうぞよろしくお願いします。
2019年5月17日金曜日
2019年5月1日水曜日
令和元年です
大変お久しぶりです。
ハッと気づいたら、元号切り替え10連休に突入しておりました。本日より元号令和、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
倉敷は観光地、ちょっと出て行くと、さすが10連休、すごい人です。
7年半前に着任した時には、ほどほどに活気がある観光地、だったのですが、年々パワーアップした感じ。とはいえ、最近は、歩いていると、日本語より外国語がより聞こえてくるような。
倉敷って、京都大阪東京に比べれば、それはそれはマイナーな観光地なわけですが、2度目、3度目に日本を訪れるときの訪問地として、じわっと人気をあげてきているらしいです。今回は、10連休とあって、いつもよりは日本人が多いような気も。昨年の大雨の直後は、閑散とした時期があったのですが(美観地区はほとんど影響はなかったのですが)、何事もなかったかのようによみがえってくれたのは嬉しいことです。
10連休の前半は、結構雨に降られました。今日もどんより曇り空。とはいえ、歩き回る観光客には、暑すぎなくてかえってよいかも、ですね。
私自身は、いくつか仕事があり、半分ぐらいはゆるゆる働くかな....という連休を過ごしております。居室のPCに向かって書き物中。少数ですが、圃場では、黙々と畑仕事をする職員の姿が見られます。中に入れば、この連休中なのに、特に外国人研究員のおしゃべりする声がよく聞こえる。お隣ラボの短期訪問研究員のみなさんが、寸暇を惜しんで実験している模様。とはいえ、人が少ない分、みなさん、笑い声が多く、なんとなく楽しそうだったりも。そう、実験だろうと書き物だろうと、みんなが休んでいる時に働くというのは、ゆるゆる、のペースで良いのならば、リラックスして悪くない、気も、します。追いまくられていると、ちょっと悲壮ですけどね。笑
ハッと気づいたら、元号切り替え10連休に突入しておりました。本日より元号令和、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
倉敷は観光地、ちょっと出て行くと、さすが10連休、すごい人です。
7年半前に着任した時には、ほどほどに活気がある観光地、だったのですが、年々パワーアップした感じ。とはいえ、最近は、歩いていると、日本語より外国語がより聞こえてくるような。
倉敷って、京都大阪東京に比べれば、それはそれはマイナーな観光地なわけですが、2度目、3度目に日本を訪れるときの訪問地として、じわっと人気をあげてきているらしいです。今回は、10連休とあって、いつもよりは日本人が多いような気も。昨年の大雨の直後は、閑散とした時期があったのですが(美観地区はほとんど影響はなかったのですが)、何事もなかったかのようによみがえってくれたのは嬉しいことです。
10連休の前半は、結構雨に降られました。今日もどんより曇り空。とはいえ、歩き回る観光客には、暑すぎなくてかえってよいかも、ですね。
私自身は、いくつか仕事があり、半分ぐらいはゆるゆる働くかな....という連休を過ごしております。居室のPCに向かって書き物中。少数ですが、圃場では、黙々と畑仕事をする職員の姿が見られます。中に入れば、この連休中なのに、特に外国人研究員のおしゃべりする声がよく聞こえる。お隣ラボの短期訪問研究員のみなさんが、寸暇を惜しんで実験している模様。とはいえ、人が少ない分、みなさん、笑い声が多く、なんとなく楽しそうだったりも。そう、実験だろうと書き物だろうと、みんなが休んでいる時に働くというのは、ゆるゆる、のペースで良いのならば、リラックスして悪くない、気も、します。追いまくられていると、ちょっと悲壮ですけどね。笑
2019年4月12日金曜日
さて新年度
新年度スタートですね。
全国的に、気温が上がらない感があるようですが、倉敷も御多分に洩れず。桜が咲き始めたのが4月に入ってから、満開になるまで1週間以上かかったという、珍しく長い時間桜が楽しめた春でした。
桜が咲いている横で、まずは4月1日発表分の科研費が採択されず、あらら。。。
今年いただけると決まっている予算が既にいくつかあるため、予算が足りずに困っているわけではないのですが、新年早々、「外した」のは、がっかり。
まだ結果が出ていない分に期待をかけつつ、別予算を申請する計画を立てたりしています。
その一方で、投稿していた論文が受理されました♪ただいま最終的publish一歩手前の製版?中。自分としては、まとめ上げるのに苦労した論文なので、ほっと一息、嬉しいです。
この仕事は、世界各地にいるヘテロシグマのミトコンドリアゲノムの配列を、詳しく調べたもの。2017年に、ミトコンドリアゲノム上の遺伝子、MtORFvarというのを見つけて、その配列多様性が、それぞれのヘテロシグマの由来水域と相関している、という仕事を発表しましたが、その発展版です。
最終的に出版されたら、仕事紹介させていただきたいと思います。
そして、今年度も、チリプロは続きます。 私も、5月あたりに再びチリ訪問の予定。今度は、初冬にあたり、よく雨が降るそうです。ネットで長靴をポチったり、準備を進めています。以前、6月に1週間程度、弾丸訪チリしましたが、確かにあの時は寒くて雨が多かった。。。。。今度は数週間行くわけで、今のうちに貼るカイロを買い占めておこうと思います。笑
ところで。このプロジェクトに関連して、国内で研究の手助けをしてくださる方と、チリでの活動に加わっていただく方を募集中です。どしどしご応募ください!
全国的に、気温が上がらない感があるようですが、倉敷も御多分に洩れず。桜が咲き始めたのが4月に入ってから、満開になるまで1週間以上かかったという、珍しく長い時間桜が楽しめた春でした。
桜が咲いている横で、まずは4月1日発表分の科研費が採択されず、あらら。。。
今年いただけると決まっている予算が既にいくつかあるため、予算が足りずに困っているわけではないのですが、新年早々、「外した」のは、がっかり。
まだ結果が出ていない分に期待をかけつつ、別予算を申請する計画を立てたりしています。
その一方で、投稿していた論文が受理されました♪ただいま最終的publish一歩手前の製版?中。自分としては、まとめ上げるのに苦労した論文なので、ほっと一息、嬉しいです。
この仕事は、世界各地にいるヘテロシグマのミトコンドリアゲノムの配列を、詳しく調べたもの。2017年に、ミトコンドリアゲノム上の遺伝子、MtORFvarというのを見つけて、その配列多様性が、それぞれのヘテロシグマの由来水域と相関している、という仕事を発表しましたが、その発展版です。
最終的に出版されたら、仕事紹介させていただきたいと思います。
そして、今年度も、チリプロは続きます。 私も、5月あたりに再びチリ訪問の予定。今度は、初冬にあたり、よく雨が降るそうです。ネットで長靴をポチったり、準備を進めています。以前、6月に1週間程度、弾丸訪チリしましたが、確かにあの時は寒くて雨が多かった。。。。。今度は数週間行くわけで、今のうちに貼るカイロを買い占めておこうと思います。笑
ところで。このプロジェクトに関連して、国内で研究の手助けをしてくださる方と、チリでの活動に加わっていただく方を募集中です。どしどしご応募ください!
2019年3月22日金曜日
オソルノにて
さて、今年度最後のポストになりそうです。
現在、チリはオソルノにおります。オソルノって、こんなところ
あら、市の中心にはこんなところがあるのね、という感じですが、私がお世話になるUniversidad Los Lagosは、市の中心からは数キロ離れたところにあり、そう、この小さな大学と、極めて好都合なことに、私が滞在しているホステルと、もう一つもう少し立派なホテル、そして、発着にお世話になる空港以外には何もない笑。
日本を発つ前に、天気予報をチェックしながら、あら、オソルノは夏の終わりのはずなのに、日本の4月初めぐらいの気候なのね、と思ったのですが。
きてみたら、あら、寒い。ホステルのご主人が、寒いだろうから、と、部屋に暖房を入れてくださり、私は日本を出る時までは必要だと思っていたセーターを着て過ごしました。
朝9時に外に出てみたら霜が降りていたり、しかし日中は気温は17度ぐらいまでは上がり、午前と午後に結構激しく短い時間雨が降ったりします(とはいえ、日本の夕立、というのに比べれば弱い)。お世話になっているラボの技官さんによると、チリの南には典型的な気候、だそうです。
さて、このプロジェクトも、本格的に予算がついて1年近く経っているのですが、特に、日本から供与する機材をチリで購入しようと、日本からチリの機関に送金する、というところが律速になり、その点は全く前に進まず。この送金が、今回の滞在中やっとの事で完了した!とのこと。カウンターパートの先生と抱き合って喜びました。で、あっという間に機材を発注、それらは5月には揃うとのこと。ほんの正味10日間の滞在の間に大きな進歩!です。
この一年間、私たちの拠点は、様子見いみい、しかし実験が軌道に乗らない。。。。という感じだったのですが、モニタリングを本格的に行う他機関では、予算がまだ来ないけど、モニタリングを始めたい!ということで、駐在している日本人研究員が奮闘。無理を押して9地点でのモニタリングが本格的に開始しました。彼女の交渉力@英語と、二進も三進もいかないよ?な困難の中で、それでもなんとかプロジェクトを進めたい、という強い意志に基づいた努力がなければ実現しなかったことで、本当に頭がさがるとともに、心から感謝です。また、このプロジェクトのチリでの中心となるラフロンテラ大学で奮闘してくださった二人の研究員、本来ならば研究員におかけするはずではないご苦労をたくさんかけてしまい、こちらも心苦しい限りですが、送金も完了、今後は研究に集中してもらえるように、日本にいる私たちもサポートを強化しようと思います。
実は、私たちの拠点に配属されていた日本人研究員は、パーマネントな仕事を見つけて、そちらに移籍。パーマネントな仕事をゲット、は、本当におめでたい、祝福すべきことですが、一方、しばらくオソルノは日本人研究員不在になります。しばらくは、私がチリ滞在を増やし、また、週1日はスカイプミーティングを持つ、ということで対応することになります。赤潮研究、特に、赤潮発生時に見られる赤潮原因藻とその他の微生物間の相互作用について興味がある方、ぜひ、研究員ポジションにご応募お願いします!
最後に。今回は、考えてみたらプロジェクト開始後初めて、こちらでピペットマンを持って実験しました。ピペットマン持ってベンチの前に立って。。。って、この体制をとると自分本来の重心を取り戻す感じ。本当に心が落ち着きます。
今後、長い滞在が増えるはずですが、こちらで実際に実験をしたり実験指導をしたり、が増えてくるはずで、プロジェクト本来の形に入るのだなあ、と、それが一番嬉しかったです。
現在、チリはオソルノにおります。オソルノって、こんなところ
あら、市の中心にはこんなところがあるのね、という感じですが、私がお世話になるUniversidad Los Lagosは、市の中心からは数キロ離れたところにあり、そう、この小さな大学と、極めて好都合なことに、私が滞在しているホステルと、もう一つもう少し立派なホテル、そして、発着にお世話になる空港以外には何もない笑。
日本を発つ前に、天気予報をチェックしながら、あら、オソルノは夏の終わりのはずなのに、日本の4月初めぐらいの気候なのね、と思ったのですが。
きてみたら、あら、寒い。ホステルのご主人が、寒いだろうから、と、部屋に暖房を入れてくださり、私は日本を出る時までは必要だと思っていたセーターを着て過ごしました。
朝9時に外に出てみたら霜が降りていたり、しかし日中は気温は17度ぐらいまでは上がり、午前と午後に結構激しく短い時間雨が降ったりします(とはいえ、日本の夕立、というのに比べれば弱い)。お世話になっているラボの技官さんによると、チリの南には典型的な気候、だそうです。
さて、このプロジェクトも、本格的に予算がついて1年近く経っているのですが、特に、日本から供与する機材をチリで購入しようと、日本からチリの機関に送金する、というところが律速になり、その点は全く前に進まず。この送金が、今回の滞在中やっとの事で完了した!とのこと。カウンターパートの先生と抱き合って喜びました。で、あっという間に機材を発注、それらは5月には揃うとのこと。ほんの正味10日間の滞在の間に大きな進歩!です。
この一年間、私たちの拠点は、様子見いみい、しかし実験が軌道に乗らない。。。。という感じだったのですが、モニタリングを本格的に行う他機関では、予算がまだ来ないけど、モニタリングを始めたい!ということで、駐在している日本人研究員が奮闘。無理を押して9地点でのモニタリングが本格的に開始しました。彼女の交渉力@英語と、二進も三進もいかないよ?な困難の中で、それでもなんとかプロジェクトを進めたい、という強い意志に基づいた努力がなければ実現しなかったことで、本当に頭がさがるとともに、心から感謝です。また、このプロジェクトのチリでの中心となるラフロンテラ大学で奮闘してくださった二人の研究員、本来ならば研究員におかけするはずではないご苦労をたくさんかけてしまい、こちらも心苦しい限りですが、送金も完了、今後は研究に集中してもらえるように、日本にいる私たちもサポートを強化しようと思います。
実は、私たちの拠点に配属されていた日本人研究員は、パーマネントな仕事を見つけて、そちらに移籍。パーマネントな仕事をゲット、は、本当におめでたい、祝福すべきことですが、一方、しばらくオソルノは日本人研究員不在になります。しばらくは、私がチリ滞在を増やし、また、週1日はスカイプミーティングを持つ、ということで対応することになります。赤潮研究、特に、赤潮発生時に見られる赤潮原因藻とその他の微生物間の相互作用について興味がある方、ぜひ、研究員ポジションにご応募お願いします!
最後に。今回は、考えてみたらプロジェクト開始後初めて、こちらでピペットマンを持って実験しました。ピペットマン持ってベンチの前に立って。。。って、この体制をとると自分本来の重心を取り戻す感じ。本当に心が落ち着きます。
今後、長い滞在が増えるはずですが、こちらで実際に実験をしたり実験指導をしたり、が増えてくるはずで、プロジェクト本来の形に入るのだなあ、と、それが一番嬉しかったです。
2019年3月7日木曜日
3月です!
さて、早くも3月上旬です。
毎年、3月第1週月曜・火曜日に行われる所主催のシンポジウムと共同研究発表会。
今年は、国際シンポジウムということで、ハイレベルな講演者がたくさん。いつもよりも聴衆もかなり多く、盛況でした。
そして、今年一年お世話になった岡大工学部のS先生との共同研究も、初めての発表会を迎えました。
実はギリギリになって、S先生が「おおっ」と思うような結果を出してくださり、それを巡ってあれこれ今後の方針を練ったり。本当に餅は餅屋、私から見たら、この展開はちょっとミラクル(笑)で、今年一年共同研究していただけたことを本当に感謝です。。発表会、というより、自分たちの間での今後の方向を確認する良い機会でした。あんなことやって、こういう風にまとめれば、、、などと、取らぬ狸の皮算用、とはいえ、これが楽しいんですよね🎵。
ポジティブな展望を共有できる、頼りになる相手がいるって、いつも頭の中で一人ディスカッションしている身としては、本当にありがたい。
少し前にここでも報告した農学部との共同研究とともに、大切にしたい結びつきです。
ところで。
話は少し戻って、先週、やはり始めたばかり・・・というより、未だ方向を模索段階の共同研究の最初のとっかかりをもとめて、こちらは広島大学の研究室をお邪魔しました。ちょっとした実験をさせていただきにお邪魔したのですが、思わぬポジティブな結果に、ちょっと舞い上がったり。
とはいえ、予備知識が足りない私としては、勉強の必要が多々ある分野です。幸いなことに、弊所に、この分野にものすごく詳しい研究者が在籍しており、色々教えていただいて、、、というより、教材を提供していただきました。
理解するのに時間がかかりそうではあるのですが、以前から気になっていた、攻めて見ないと、とおもっていたとっかかり実験が面白そうな結果を見せてくれたのは、やる気を引き出してくれます。
新年度に向けて、ネタが色々上がってきている感じ。気分良い来年度スタートにつなげたいところです。
予算締めたり、来年の展望に頭が引っ張られたり、、、と、年度末ならではの毎日をおくっていますが、実は、来週からまたしてもチリ訪問。そろそろ、何回めだっけ??とわからなくなっております。
やっとの事で、プロジェクトに必要な機材導入の下地が整ったこともあり、進捗状況とカウンターパートとの連携を深めるための訪問です。2週間の出張、とはいえ、往復に1日以上ずつかかるわけで、正味滞在は10日程度。南米往復の労力を考えると、微妙に弾丸出張ですが、元気に行ってまいります。
毎年、3月第1週月曜・火曜日に行われる所主催のシンポジウムと共同研究発表会。
今年は、国際シンポジウムということで、ハイレベルな講演者がたくさん。いつもよりも聴衆もかなり多く、盛況でした。
そして、今年一年お世話になった岡大工学部のS先生との共同研究も、初めての発表会を迎えました。
実はギリギリになって、S先生が「おおっ」と思うような結果を出してくださり、それを巡ってあれこれ今後の方針を練ったり。本当に餅は餅屋、私から見たら、この展開はちょっとミラクル(笑)で、今年一年共同研究していただけたことを本当に感謝です。。発表会、というより、自分たちの間での今後の方向を確認する良い機会でした。あんなことやって、こういう風にまとめれば、、、などと、取らぬ狸の皮算用、とはいえ、これが楽しいんですよね🎵。
ポジティブな展望を共有できる、頼りになる相手がいるって、いつも頭の中で一人ディスカッションしている身としては、本当にありがたい。
少し前にここでも報告した農学部との共同研究とともに、大切にしたい結びつきです。
ところで。
話は少し戻って、先週、やはり始めたばかり・・・というより、未だ方向を模索段階の共同研究の最初のとっかかりをもとめて、こちらは広島大学の研究室をお邪魔しました。ちょっとした実験をさせていただきにお邪魔したのですが、思わぬポジティブな結果に、ちょっと舞い上がったり。
とはいえ、予備知識が足りない私としては、勉強の必要が多々ある分野です。幸いなことに、弊所に、この分野にものすごく詳しい研究者が在籍しており、色々教えていただいて、、、というより、教材を提供していただきました。
理解するのに時間がかかりそうではあるのですが、以前から気になっていた、攻めて見ないと、とおもっていたとっかかり実験が面白そうな結果を見せてくれたのは、やる気を引き出してくれます。
新年度に向けて、ネタが色々上がってきている感じ。気分良い来年度スタートにつなげたいところです。
予算締めたり、来年の展望に頭が引っ張られたり、、、と、年度末ならではの毎日をおくっていますが、実は、来週からまたしてもチリ訪問。そろそろ、何回めだっけ??とわからなくなっております。
やっとの事で、プロジェクトに必要な機材導入の下地が整ったこともあり、進捗状況とカウンターパートとの連携を深めるための訪問です。2週間の出張、とはいえ、往復に1日以上ずつかかるわけで、正味滞在は10日程度。南米往復の労力を考えると、微妙に弾丸出張ですが、元気に行ってまいります。
2019年2月22日金曜日
卒論発表会@農学部
今週は、今年度卒業研究をご一緒した農学部の学生さんの晴れ姿を見に、卒論発表会に潜り込んでまいりました。
弊所には、大学院生=修士・博士課程の学生さんは配属になるのですが、大学生の配属というのは、正式には認められておりません。そこで、他学部のグループと共同研究の形で卒業研究をサポートさせていただいておりました。
特に学部を卒業して就職する学生さんの場合には、4月からしばらく就職活動が入り、また、内定をもらった後でもある時期まで結構色々と就職先の会社からのイベントが入ったり、実は、じっくり卒業研究にだけ向き合える時間って、そうそう短い。
前々から、そんな話を聞いてはいたのですが、初めて実際を目にして、時代は変わったな。。。と感じました。
正直、まとまった結果を出すところまで行くかな?間に合うかな?と危惧もしていたのですが、年末からのスパートで着実に結果を出して、Hくん、卒論も発表も大変立派に仕上げてくれました。
弊所には大学院生のみが在籍、ということで、実は私、現在の職場に着任して、卒論発表会、というのに出席するのは初めてなのです。発表時間は短いものの、人数が多く、研究室の数も多いことから色々はトピックの発表を聴いて、なんとも久々に、大学らしい活気を感じた気がします。
毎年5月、弊所と農学部の間に交流会というのが開催されるのですが、ついこの間まで高校生だった大学一年生が百人近く訪ねてきてくれるたびに、「そうか、大学って本当はこういう感じよね」と、ちょっとびっくりするのですが、この度の卒論発表会も、同じ気分。
厚かましくも、発表会後のお疲れ様会にまで参加させていただいたのですが、卒業生全員が一言ずつ挨拶するという場面があり、無事に卒業に必要な要件を満たした満足感と今後の抱負とを聴かせていただき、良い一日でした。
そう、研究所は、『大人』ばかりである意味仕事は進めやすい温室ではあるのですが、大学って本当は、教育の場で、若い人たちの成長の場なんだ、という、とても当たり前のことを久々に思い出した感じ。
今後も、できるだけ、こんな風に学生さんの受け入れを積み重ねて行くことができたらいいな、と、しみじみ思いました。
最後になりましたが、学生さんを通して共同研究を引き受けてくださいました農学部の先生方、本当に感謝です。どうもありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いします。
2019年2月8日金曜日
まとめる季節
またしても2週間明けてしまいました。今年からは、週一更新ではなく、随時更新で行こうかとも思います。。。
さて、そろそろ卒論修論その他諸々の提出の季節です。
今年は、初めて農学部の四年生が一人、うちのグループで実験をしてくれています。こちらでの実験で卒論をまとめる、というわけで、私としては、岡山大学に着任して初めて....8年目にして初めて!....学生さんの卒論指導に非公式に関わることとなったわけです。
ツイッターでフォローしている他大の先生方から、秋あたりにときに見るつぶやきとして『卒・修・博論シーズンのあるある』=コンピューターあるいはメモリスティックが壊れ、インフルにかかり、ノロに呪われ、彼女・彼氏と喧嘩する、ので、早くから備えられることには備えておくが良い、などというのがありますが、確かに、これ、一度でも聞いてみたことがあるかないかでかなりこの時期のQOLが違ってきそう。
私自身、実は、decades agoの卒論発表前夜に、つたない500行程度のスクリプトを書き、最後に図を打ち出そうとしたところ、フロッピーディスク(若い人は知らないでしょう、各種アプリケーションの保存マークとしていまだにその姿を留める、removableなデータ保存媒体)が壊れて、後にも先にも聞いたことのないぴぴぴぴぴ〜〜!!というエラー音が深夜の学生部屋に鳴り響き、全てが失われ、、、、そうだったのを、スクリプトのプリントアウトを見ながら手作業で打ち込んでなんとかした、という恐怖の思い出が今でも鮮烈に....。笑
あの時、手で打ち込む私の横でスクリプトを読み上げてくれた同級生のT島さん、今になってあらためて感謝です。本当にありがとう 涙
という話は、しばらく前から卒論に取り組む学生さんにお話ししておきました。そう、バックアップは命を救います!
彼は大変良くできる人で、そつなく手際よく秋から冬にかけて実験を進め、生データを揃えて、現在は最終段階、卒論要旨提出し、卒論発表と執筆にさしかかっています。
このプロジェクトは、たくさんの遺伝子配列を読んで蓄積して、最後に一気に解析をして結論を出す、つまり、最後の最後になって色々な知見が一気に上がってきて、それをまとめ上げる、というタイプの研究なわけです。
で、ざっくりした解析の末に、こんなかんじだね、と、データの感触を整理し、それから何が言える?というも少し突っ込んだディスカッションをほとんど初めてしたわけですが、ここで初めて、面白さに気づく、という具合の研究でもあるわけです。
彼は、卒業したら就職ということになっており、卒業前に研究の面白さを味わえてよかったような、面白さに気づいたところで時間切れ、というのは残念なような。。。
うまくまとめればなんとか小さい論文になるかな?というところまで頑張ったのは、お手柄ですね。あとは、発表の場に出せるような図を書くという大仕事が残っています。そう、そこが意外に大変なんだよね〜〜、頑張れ〜〜、と、心でエールを送りつつ、私自身も、例のsingle author論文、revision最終段階で声に出さずに唸っております。
さて、そろそろ卒論修論その他諸々の提出の季節です。
今年は、初めて農学部の四年生が一人、うちのグループで実験をしてくれています。こちらでの実験で卒論をまとめる、というわけで、私としては、岡山大学に着任して初めて....8年目にして初めて!....学生さんの卒論指導に非公式に関わることとなったわけです。
ツイッターでフォローしている他大の先生方から、秋あたりにときに見るつぶやきとして『卒・修・博論シーズンのあるある』=コンピューターあるいはメモリスティックが壊れ、インフルにかかり、ノロに呪われ、彼女・彼氏と喧嘩する、ので、早くから備えられることには備えておくが良い、などというのがありますが、確かに、これ、一度でも聞いてみたことがあるかないかでかなりこの時期のQOLが違ってきそう。
私自身、実は、decades agoの卒論発表前夜に、つたない500行程度のスクリプトを書き、最後に図を打ち出そうとしたところ、フロッピーディスク(若い人は知らないでしょう、各種アプリケーションの保存マークとしていまだにその姿を留める、removableなデータ保存媒体)が壊れて、後にも先にも聞いたことのないぴぴぴぴぴ〜〜!!というエラー音が深夜の学生部屋に鳴り響き、全てが失われ、、、、そうだったのを、スクリプトのプリントアウトを見ながら手作業で打ち込んでなんとかした、という恐怖の思い出が今でも鮮烈に....。笑
あの時、手で打ち込む私の横でスクリプトを読み上げてくれた同級生のT島さん、今になってあらためて感謝です。本当にありがとう 涙
という話は、しばらく前から卒論に取り組む学生さんにお話ししておきました。そう、バックアップは命を救います!
彼は大変良くできる人で、そつなく手際よく秋から冬にかけて実験を進め、生データを揃えて、現在は最終段階、卒論要旨提出し、卒論発表と執筆にさしかかっています。
このプロジェクトは、たくさんの遺伝子配列を読んで蓄積して、最後に一気に解析をして結論を出す、つまり、最後の最後になって色々な知見が一気に上がってきて、それをまとめ上げる、というタイプの研究なわけです。
で、ざっくりした解析の末に、こんなかんじだね、と、データの感触を整理し、それから何が言える?というも少し突っ込んだディスカッションをほとんど初めてしたわけですが、ここで初めて、面白さに気づく、という具合の研究でもあるわけです。
彼は、卒業したら就職ということになっており、卒業前に研究の面白さを味わえてよかったような、面白さに気づいたところで時間切れ、というのは残念なような。。。
うまくまとめればなんとか小さい論文になるかな?というところまで頑張ったのは、お手柄ですね。あとは、発表の場に出せるような図を書くという大仕事が残っています。そう、そこが意外に大変なんだよね〜〜、頑張れ〜〜、と、心でエールを送りつつ、私自身も、例のsingle author論文、revision最終段階で声に出さずに唸っております。
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