あの内容を、2泊3日の講習会でマスターできるはずもないことは、講師陣は当然ご存知。会場でいただいた教材には、ちゃんと自宅学習の課題と、その分析に使うDatasetsがはいったフラッシュメモリが含まれておりました。
というわけで、さて、復習。
私のような初学者が、最初につまずくのは、自分のPC上での解析環境セットアップ。
今回は、あちら所有のPCで解析を習ったので、1から自分の環境を作らなければなりません。
週末いっぱい使って、やはり数カ所つまづきながら、なんとかセットアップ完了、講習で習った一通りの解析も、おうちでちゃんとできちゃった♪時には、大変嬉しかったです。
去年の今頃から志して勉強初めて、一人で挫折→習ってちょっと進歩→一人でもう少し頑張って行き詰まり感→今回の講習、と実に時間がかかりました。
この手のコンピューターを使っての仕事って、各ステップができないと『絶対に』前に進めないんですよね。
この手のコンピューターを使っての仕事って、各ステップができないと『絶対に』前に進めないんですよね。
外のことの習得ならば、あることができなかったら別の方法で代用して、と、適当な抜け道がみつかることが多い。
でも、コマンドラインを使ったコンピューター操作の初学者には、この、適当な抜け道をみつける、というのが至難の業。習うより慣れろ、といいますが、これについては慣れるには習わないと無理なわけです。
そういう意味で結構大変……ただ、最初の『大変』を乗り切ると、急に愉しくなってきました。『エクセル使えば?』な、表のソートだの結合だのをわざわざUNIXでやってみたり、いつもは手でひとつひとつ変えるDNAシークエンスデータのファイル名をバッチ処理で変更してみたり。
…いや、そんなことはおいておいて、RNAseq解析だけできればいいの、無駄に道草食わんでもよろし、という話もありますが、それはそれ、です。
…いや、そんなことはおいておいて、RNAseq解析だけできればいいの、無駄に道草食わんでもよろし、という話もありますが、それはそれ、です。
この感覚は、言って見れば、英語の基礎がある程度できたような気がしたときの愉しさにそっくりです。基礎がなんとかなると、それが受け皿になって、語彙を増やすのが格段に楽になる、あの感じ。そういえば、コンピューター『言語』っていうもんなぁ、と妙に納得しました。
この調子で、Rもモノにするのだ!(ここで書いて挫折したら恥ずかしいので、あえて宣言させていただきます)
ところで。
教科書を読んでいてでてきた『デーモン』ということば。よく、メールデーモンとか云いますよね。私はずっと、サーバーに住んでいるデーモン=悪魔、面白い命名だな、と思っていたのですが。英語ではこれは、demon =悪魔ではなくて、daemon=守護神、なのだそうで。デーモンと云えば『閣下』が思い浮かぶからですが、確かに守護神の方がぴったりきますね。こちらもちいさな、なるほど、でした。
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