11月16日〜12月3日、合計18日のブラジルはリオ・デ・ジャネイロ、およびチリはテムコ、それぞれほぼ1週間滞在した出張から帰国しました。
さすがに、2週間以上は長いですね。そして、ブラジルまでの往復は、正味片道24時間の飛行時間。南米といえば、地球の裏側、やっぱり遠かった。リオ・NY・成田の道順をとった帰路は、特にNY・成田間が14時間かかることもあり、さすがに倉敷駅に着いた時にはホッとしました。
南半球を訪ねる旅は、季節が逆さまなのも新鮮。ブラジルは、そろそろ夏に差し掛かる時期、日によっては摂氏40度というとんでもない気候らしいのですが、私たちが滞在した間はそこまでの高温はなく、まあ、最高気温30度ぐらい。チリ・テムコは最高気温25度程度、夜間は一桁の気温という春の陽気。日本の冬と合わせると、3つの季節を2週間ちょっとで通り抜けたことになりますが、体調も壊さず無事に帰国致しました。
長い分、有意義な旅でもありました。
もともと、共同研究しようね、という話になっていたチリのラボにお邪魔するのが大きな目的だったのですが、その前に立ち寄ったブラジルのグループとも、共同研究をしましょう、という話になって、予算申請の話し合いをしたり、サンプル交換・情報提供の話し合いをしたり。
国境を挟んでいるので、多分煩雑な手続きも入ってくると思われるのですが、一方で、非日本人・非英語を母国語とする人と仕事の話をすると、フランクにいろんなおしゃべりができて独特の開放感があります。単に気があうタイプの方たちと出会えたのか、それとも、お互いに母国語でない英語で話をしていることから、小器用に気を回すことができない状態で情報交換しているからこうなるのか。
ありがたいと常々感謝している日本人の共同研究者とやりとりしている時にすらなかった、別の楽しさ・面白さがあり、こんなこともあるのね、と、目からうろこの気分でした。大事に発展させたいです。
などと、出張の余韻に浸っているところに、次から次へと、連絡が。前から、世界各地のヘテロシグマを取り寄せて、ある解析をしてみたいと思い、あちこちのResource centerに問い合わせをしていたのですが、準備完了、カルチャーを送るよ!とのご連絡が一気に4件。今週末には、ヨーロッパ・北米・ニュージーランドなどなど原産の20株近いヘテロシグマが手元に揃うはず、です。
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