残暑はまだまだ厳しいですが、日本の非営利研究にたずさわる研究者にとっては、それどころではない季節がやってまいりました。
科研費、つまり科学研究費補助金申請の季節です。
私は、去年かいた2本はどちらもいただけなかったので、今年はとりたいところです。とはいえ、科研費だけだと心配なので、並行して私立財団の助成金にも応募しよう。
去年に比べてネタが増えた感があり、どれをどれに出そうかああだこうだと頭を悩ませて、またもや書き続ける毎日です。
科研費、とは、国から出る研究費の中では一番基礎研究をサポートしてくれることになっているものなのですが、倍率が大体3~5倍。とってくるひとは、安定してとってくるところを見ると、ちゃんと一定のコツがあるはず。・・・・・・なのですが、残念ながら私は、まだその勘所がわかっていない(長年書いている人でも、わかっている人は大変少ないという話もありますが)。
チャンスは年に一回。
というわけで、周囲にアドバイスを求めながら、なるべく多く書くことに。
出来るだけのことをしたって、100%研究費を獲ってくるひとなんて、ま、いません。自分としては毎回最善のものを書き上げて、送ったら次の応募先を探し、その合間に、反省点・改善点を見つけ、お断りの返事が来たらさっさと忘れ、を続けるしかないし、どれだけ空振ろうが結果として必要な研究費が確保できればそれでOKなわけで。
・・・・・・これ、研究費だけではなくて、他にもいろいろ、たとえば就職活動にだってあてはまりますね。
というわけで、着任2年がたった現在の座右の銘は「(下手の)鉄砲数打ちゃあたる」「果報は寝て待て」。
最低限の実験をしながらコンピューターに向かった今週でした。
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