さて、やってきました、チリはオソルノでございます。
養殖で栄えている街プエルトモンから車で1時間ぐらいの距離にあります。こちらの街のはずれにある、ロスラゴス大学オソルノキャンパスのガハルド教授のラボにお世話になっております。上にリンクを載せた中心街にはビルなどの写真がありますが、この辺りは、牛が放牧されている牧場とか、森とか、緑がいっぱい。
11月、ということは、北半球の5月ぐらい。日差しは強いのですが、特に朝晩は冷えます。ちょうど、札幌の5月という感じ。
夏が、気持ち良さそうですね。夏といえば3ヶ月近く熱暑にあえぐ倉敷の住人としてはこの上なく羨ましい。。。。。
今回は、まずはプロジェクトに付随する色々な計画(特にアウトリーチ活動)について調べたり打ち合わせたり、その後、テムコという街に移動して、プロジェクト全体の打ち合わせなどなど、そこからリゾート地として有名なプコンという街に移動して、研究会に出席、またオソルノに戻ってきて数日、という計画。
オソルノも緑が多く美しい土地ですが、特にプコンを訪れるのが楽しみです。
今回は、風景の写真をたくさんアップできたらと思います。
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本来、こちらはラボブログ、研究ブログの筈なのですが、今回の滞在は、ちょっと旅行記めいたことも書いてみようというわけで、まずは、オソルノの街でのいろいろについて。
英語で言えばBed and Breakfastと言えそうな宿に泊まっています。国道を挟んで大学の真ん前にあり、朝ごはんもついて一泊64 USD。チリは、結構宿泊も、レストランで食事しても、日本に比べて割安感はないのです。そういうことを頭に入れてみると、結構お値打ちな宿かな、という感じ。
各お部屋にはシャワーとトイレがついて、食事は食堂で、お願いすれば洗濯も引き受けてくれて、夕食も頼めば付けられる、とあって、定宿にしている人が多いと聞いていました。で、泊まっている人たちのかなりの部分は、ヨーロッパ・英国に住む農場主。オソルノ周辺は、花卉やベリー、あるいはヘーゼルナッツの栽培に向いているそうで、花農場(っていうのか??)、ベリー農園、ヘーゼルナッツ農園を年に何度か監督に来る人が多く泊まっているそうです。特に、ヘーゼルナッツは、最近値段も高騰し、良い投資対象なのだそう。とはいえ、それにつれて農場の地価も上がり、今から参入するのは難しいねえ、だそうです。
海から1時間ぐらいの土地なのですが、内陸に1時間入れば肥沃な農地が拡がる、って、考えてみたら豊かな話です。
花農場は、今、シャクヤクのシーズンだそうで、宿のテーブルにも、2階のロフトに上がる階段にも、茎の長いのやら短いのやら飾ってあるのは素敵な贅沢。
このあたり、結構ドイツにルーツを持つ人が入ってきていて、ドイツの影響が見られます。宿の朝ごはんに出てくるケーキ類がクーヘンと呼ばれているあたりにでてますね。
写真を撮って載せたいのですが、ネットが遅くてアップロードがうまくいかず。機会を見つけては載せていきたいと思います。
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