恥ずかしながら、論文投稿については水面下で悪戦苦闘を続けてきて…まずはここ2年の間に解析が終了したヘテロシグマのウイルスの遺伝子の論文が、Genome announcementsにアクセプトされました。
「遺伝子配列読みました、 NCBI に登録しました。 accession はこれこれです、こんな特徴がありました」を本当にざっとお知らせするだけの『論文』というよりは『お知らせ』。これを書くよりも、 NCBI への登録の方が大変でした。とはいえ、何せ例のゲノム支援で支援していただいた解析の結果なので、データベースに登録するほかに、どんな形でもまずは論文の形で「発表」したかったのです。
解析で散々お世話・ご迷惑をおかけした先生方に共著者として入っていただけて、とりあえず、ひとまとまり。時間がかかりすぎて、本当に恥ずかしいことですが、それでも発表できてホッとします。
幾つかの意味で、不本意な点はありますが、うちのグループから発表するヘテロシグマについて書いた初めての論文です。
そういう意味では、多少不本意、とい言い条、実はちょっとだけ嬉しいのもホント。
これらとは別に、6月初めに投稿した論文。うんともすんとも返事がいただけず… 8月末に、一度、「どうなってるの?」と Editor に連絡してみたのですが、こちらからは、 'Your paper is under review'と、たった一言、まさに木で鼻をくくるようなお返事をいただき…ちゃんと査読は進捗しているのでしょーか?と心配だったのですが。
こちらについても先週末にお返事が。なんと、一回の査読に3ヶ月かかったことになります!こちらも Revisionへ。
ずっと滞っていた流れが、これでスムーズになるといいのですが。
ま、やきもきする間があったら、次の仕事を書き上げてしまえ。こんなにデータを溜め込んだ自分を呪いつつ、しかし、これだけ短い間に書き続けると、論文書きが苦にならなくなったような・・・いえ、単に書く苦痛に脱感作しただけ、かも、しれません(笑。
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