2月も中頃。
そろそろ、4月、つまり次の年度始めが視野に入ってきます。
例えば、担当授業とか、新しく入ってくるメンバーとか、いろいろなことが切り替わる季節なわけですが、同時に予算関係も新年度を迎えます。
これがね…。
予算と云えばいろいろあれど、一般的にいってやっぱりいわゆる『科研費』がカギになる人が多いでしょう。
申請した研究課題が採択されていれば、その課題=予算のスタートは新年度から。
……なのに、なんと科研費の採択結果発表は、新年度第一日目、4月1日なのです。
物品購入は仕方が無いとして、困るのは人の採用。
雇用される方も雇用する方も、予算がとれたら引き続き一緒にやりたい、と思う人が大多数でしょう。次の予算がとれたらぜひとも雇用更新したい!…のに、その採用をするための予算の発表が4月1日で、しかしいろいろな仕事の切れ目も同時では、お互い極めて身動きがとりにくくなってしまうわけです。
このシステム、本当にやりにくい。
なんとか採択発表を3月初めぐらいにしてくれれば、かなり変わってくきますよね。
とはいえ、以前は採択発表は5月の連休明けだったそうで、それから考えたら、まだまだよくなってはいるらしいのですが。
なんていうことを同僚とぼつぼつ話していると、ほんと、年度末大詰めな気分。
なんか、こういう話、あったな…。とぼんやり考えていて、今、思い出しました。
日本昔話の『笠地蔵』。
この時期に新年度の予算について考えると、あのお話の中で、お正月のお餅の心配をする昔話『笠地蔵』のおじいさんとおばあさんの気分がよぉくわかるような……笑。
ちゃんとお餅が届く新年(度)を迎えたいものですが、今年はいかに。
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