いくつかあった中でも一番参ったのは、大学経由である機関に提出したとある研究関連の申請書。大学から速達で送られたにもかかわらず、翌日にもその翌日にもつかず…。結局祭日+土日で3連休で相手の事務がしまっていたこともあり、岡山・東京間の配達に丸6日かかってしまった!というわけで、〆切に間に合わず受理された無かったというのです。大学担当部局からのメールで知りました。
なに〜〜〜???
通常ならば翌日にはつくという速達が、大雪だの台風だのがあった訳でもないタイミングで、なぜそこまで遅れたんでしょう??
謎です。
開校以来の珍事らしいのですが、よりによって巻き込まれてしまうとは。
ほかにも、大小取り混ぜてあまり良くないニュースばかりで、どんよりしておりました。
さなかに、先週書いたメディウム作りがうまく行かず……。
なぜだ?なぜだ??と調べて分かったのが、どうも原因が二つあることが判明。
一つには、この実験は、Chrome azurol sulfonateという発色試薬を使うのですが、これを略称CTABという陽イオン系界面活性剤を使って可溶化させるのです。ただ、このCTABは、多くのグラム陽性バクテリアに毒性を示すため、代わりにGood Bufferの一つ、MESをつかうといいよ、という論文が。
そうか、とおもってやってみたのが、どうも謳い文句のようにうまくは行かない…。
そのうえ、この発色試薬を加えてつくる培地の組成が、おかしかった。別の論文を見て作ったのですが、リン酸ナトリウムの濃度が10倍間違っているらしいことに今週になって気がつきました。
どうもこれが、何度作っても青くなるはずの色素が黄色くなってしまった理由のようです。
ダブル間違い情報に踊らされて、成分が多数ある上にpH調整が必要なややこしい組成の培地を、何度も作っては捨て、作っては捨て…を繰り返すことに。
やっとお約束通りの青い培地ができたときには、万歳!な気分でした。
それにしても、論文の情報がこれだけ間違っているのはいただけません。自分が書くときには気をつけなければ。
このあたりで年始からのツキのなさが収まってくれるといいのだけれど。
珍しいほどツキの無さを実感していたのですが、さすがにそろそろ流れが変わってほしいものです。
珍しいほどツキの無さを実感していたのですが、さすがにそろそろ流れが変わってほしいものです。
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