米国で、特に夏の終わりに、長い夏休みが終わって、気を引き締めて新学期開始!というのを、Back to schoolと表していましたが、まさにそんな気分。
発表は、おかげさまで、無事終了。単に問題なし、というよりは、好意的に、興味を持って受け取っていただけた気がします。
ありがたかったのは、『こんなことをやったら面白いんじゃないかな、でも、一人だと無理だな…』と思っていたアイディアを、サポートしてあげるよ、といってくださる方々と出会えたこと。
こんな風に話が進むって、直接顔をあわせて、何日間か楽しく過ごした相手とだけ可能になることです。一日限り、日帰り研究会などだと、初対面の人とここまで話を詰めるのは、むずかしいですよね。そして、見渡すかぎり日本人だけ、という、日本の学会でよりも、世界各国から集まった人々の中に少数の日本人、というセッティングの国際学会の方が、より密度の高いコミュニケーションが可能になる感じ。逆説的ですが。
長い目で見て、一番いい方策を探るためにも、まずは、あちらの施設を見学にいったり、もう少しじっくり話し合ったりしましょう、ということで帰国しました。
こういう『新しい見通し』って、スーツケースには入れられない、貴重なお土産です。
というわけで、気分よく帰着した第一日目に、待ちに待ったウイルスゲノムの解読結果が届きました。
これを自分で解析できるようになるために、例のBootcampにお邪魔したわけです。
おそるおそるやってみたら、おお、自分でもある程度解析できた!
教えていただいたことを、そのままコピペにちかい操作をしているわけで、できるのが当たり前なのですが、でもウレシイ♪
最終的に必要な情報の完備まではまだ道のりがありますが、重要な基礎は得た感じ。嬉しい滑り出しの一週間でした。
常にこういけば、研究もいつもいつも愉しいものになるのになぁ……笑。
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