2014年8月8日金曜日

ドアの向こうは……

 夏休みが近くなって参りましたが、改築は着々と進んでいます。

元居室。エアコンが取り外されて、
天井に穴があいたり…
元実験室。シンクもとりさり部屋
は空っぽ
古い建物を解体する、と聞いて、発破をかけるまでは行かずとも、ガガガッとブルドーザーで体当たり……みたいなことを連想していたのですが、じつは、建物の解体って地味で細かい作業のようです。考えてみれば、建物、といっても、コンクリートも鉄もゴムもプラスチックもガラスも含まれている。これらをいきなりガシャンガシャン!と壊してしまっても、後始末に困るし、危ないですよね。取り外せるものは取り外し、再生できるものは再生し……と、いわば、巨大な廃棄物分別から始めなければならないようです。

床の境界から向こうが、解体される部分。
天井の蛍光灯のユニットが取り去られて、
あいた穴から電線が垂れ下がっています。







 というわけで、まず、部屋の中にあった、シンクやエアコンを外し、片付ける。次に、特に電線関係の切り離し・取り外しに大変時間をかけていました。まず、他のビルとつながっていた電気系統を切り離す。天井板をあけて、その下にある電線を種別に?切り離し取り外し……、だんだんと建物の枠組みが見えてきたところで、ある日取り壊す建物と残る建物の間に青いビニールシートが張られ、次の週の始めには、壁とドアができていました!
 もうあちら側は、別世界になっちゃったのね……。
 私たちが使っている実験室の一つは、この壁のすぐとなり。なんだか変な感じ、です。









 朝早くなど、重機が動いているのが、音ではなくて低周波の振動で感じられたりして、何度も繰り返すようですが、今更ながら改築って大変……。
 来週は、お盆休みが入りますが、それまで暑い中も工事は続きます。


で、壁とドアが出来上がり。なんだか、妙な閉塞
感が……

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