このタイトル、実は去年も使っていました・・・・・(笑)。
4月に入って、フレッシュスタート、新年度です。所の中庭の桜も咲きました!
加えて、おかげさまで科研費もとれました。
これからの研究計画の実行に向けて、やりたいこと・やらなければならないことがいっぱい。
そのうちの一つが、ヘテロシグマからの葉緑体の大量精製です。
ヘテロシグマは、一つの細胞に10個から20個の葉緑体をもっています。
これを大量に集めて精製したい。
葉緑体は細胞の中に入っていて、しかもそれ自体が膜に囲まれた構造を持っている。というわけで、細胞膜をこわして、中に入っているもろもろから、葉緑体を集めてくればいいわけです。
とはいえ、細胞膜を壊すときに、勢い余って葉緑体の膜構造までを壊してはいけない。
実は、この方法を、藻類のモデルシステムであるクラミドモナスを用いて確立した人たちがいるのです。
で、これを使ってみたのですが、やはり違う藻類を使っているだけあって、条件設定の必要がありそうです。できれば4月中に完了したいので、しばらくあれこれやってみます。
と、気分は大変前向きなのですが、例の改築のための実験室引っ越しも、来週月曜日から始まります。大変忙しくなりそうな新年度の幕開きです。
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