2月3月って、ほんと、身動き取りづらい。
年度切り替わりを前に、物品購入に神経質になる時期ですし、そもそも予算を使い切りそうな時期なので、出張をいれづらい、とか。
でも、その窮屈さも来週の木曜日まで。来週金曜日は、新年度ではないですか。
大喜びで、4月第1週に出張を二件入れてしまいました。新展開を求めて、新しい共同研究先にお邪魔してくる予定です。
また、この年度切り替え時は新装すがすがしい懐かしの一号館に最終引っ越しも入っています。ここ数日、この最終引っ越しに向けての動きが活発になってきました。
まずは、新しい部屋の配置チェック。新装に伴い、実験台などが新しく入る部屋が多いのですが、これらは1センチ単位で好みの場所に据え付けたいのは皆同じ。そこで、業者さん立ち会いのもとに、最終的な実験台や薬品棚などの置き場所の確認作業が入りました。
というわけで、ペンキ塗りたて(?)の引っ越し先に足を踏み入れて思ったこと。
広い・・・・!!
こんなに長い建物だったっけ??とHさんとびっくり。
私たちが今度使わせていただく実験室と居室は多少離れているのですが、歩いてみると、以前の記憶から見当をつけていた距離感よりもずっと遠く思えます。とはいえ、この距離は、去年11月までのほぼ1年半の間使っていた居室と実験室の距離より短い。あのころは、あの距離を行ったり来たり、かけまわってたんだよね??それほど疲れた覚えもないけれど・・・。
人の感覚って、おかしなものですね。
新・居室になるはずの部屋は、これまた小綺麗に生まれ変わった中庭に面しています。それを見下ろしながら、こんないい部屋に入れていただいていいのかしら・・・と、なにやら空恐ろしい気分に・・・。
いえ、考えてみたら、相当数の人々の居室は中庭向きで、しかも、新築された新棟も含めると、この建物に住まう人々は、みんな「こんないい部屋」にはいるのでした。
2年間近く、仮住まい生活を耐え忍んだ甲斐があるというものです。
4月5日に実験室備品引っ越し。
その次の週には、居室の引っ越しも完了。
いよいよ、終わりの見えてきたノマド生活も、新年度が始まるとともに一気にクライマックスです。