同じことが時間をかからずにできるのであれば、GUIで済ませたいのは、私のあからさまな本音です。
最近、数十キロ程度の配列の解析に取り組んでいたのですが、すっごく便利に使わせていただいているツール二つ,Genome MatcherとArcWithColor.
実は、わたしも所属させていただいているある研究会のメンバーのお一人が開発されたもの。Mac10.3以降対応のソフトで、Macユーザーでよかった、と思いました。
多分、Perlを使える人であれば、簡単にスクリプトかけるのだろうけれど、そのスキルがないとどうしよう?と思うような操作って、たくさんあると思うのです。こういうこと、コンピュータが得意だよね?とわかりきっているわりには、便利に使えるソフトってあるのかな??と言う種類の作業が、普通にマウスでクリック、な使い方で、できる。痒いところに手がとどく、とは、このことです。
そこまでよく出来ているものながら、あれ?昨日できたことが今日出来ない…と言う出来事発生。あんまりにも便利に使っていて、これがなくては先に進めない!状態になっていたことから、HPにあるバクリポートもお願いします、というお言葉と、知人であることに甘えて、メールで問い合わせたところ、ああ、すみません、やはり私の使い方が悪かったせいでした、という恥ずかしい一幕もありました。
教えていただけて感謝、の反面、やっぱり、この手のスクリプト、何を書いているかはおぼろげにわかるぐらいにはなろう、と決心。多分、あれは、そこに想像がつく段階にまで行けば、作者さまを煩わせる必要はなかったのではないかと…。
GenomeMatcherを便利に使わせていただいて、解析が終わったところで、とりあえず、綺麗な図にしたい、と思い、お絵描きソフトを探しました。配列上のORFを綺麗に書こうと思い、ある論文で見たCGViewというのををダウンロード・使ってみたのですが、あれ、これ、色はどうやったら変えられるのだろうか???
なんて右往左往しているところで、やっとの事で思い出した、Genome Matcherのマニュアルの一部として紹介されていたArcWithColor.
使ってみて、おお、使いやすさと自由度に感動し、バグリポートお礼の時に、とっても便利で使わせていただいております、ありがとうございます!とお便りしたら、なんと、お膝下の学生さんで、CGViewを使って修論を書いている人がいた、とのことで、ああ、もったいない、便利さをしらないのでしょうか。
無断で自主的に宣伝させていただきました。HPがあるパッケージだし、問題ないですよね?
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