2014年9月19日金曜日

時の移り変わり、もうひとつ

 最近、改築以外に時の移り変わりを感じたことがもう一つありました。

 こちらでグループを立ち上げた2011年9月から、ずっとお世話になっていた販売代理店の担当者さんのうちのお一人が移動されることになったのです。

 着任当時、つまり、米国から帰国したばかりの私が一番びっくりしたのは、理化学実験に使う機器・消耗品の値段の高いこと。当時、1ドル78円と空前の円高だったのですが、日本のこの手の製品のお値段、1ドル100円に換算しても、米国の2〜3割増ぐらい。とにかく、消耗品をそろえるのが精一杯、というわけで、チップ1本、プレート1枚のコストにまで血眼になっていたわけです。

 物品購入の際の条件は、1にも2にも安いが一番!という、営業さんにはまったく面白くない顧客だった訳ですが、試薬や消耗品を買おうとすると、あと○○日待てばキャンペーンで半額になるという、おトク情報を教えていただいたりいろいろ親切にしていただきました。また、この業者さんの会社が秋に開催する『アウトレットセール』のパンフレットをいただいたその場でめぼしいものを注文し漁った、なんていうこともありましたね〜〜。

 当グループの貧乏自慢がいくらでもできた時期から一番お世話になっていた上に、ご本人がこちらを担当されるようになって15年!とのこと。ワタクシ的には、苦しくも楽しくもあった立ち上げ期、その後予算が入るたびに一つ一つ機器を揃えていった、その過程でよく相談に乗っていただいたわけで、なんとなく、ずっとお世話になる気分でいたのですが、移られるということで、あら、驚き。なくなってしまった旧管理棟とともに、『時間はたっているんだな〜』と実感しました。

 というわけで、ここに書ききれないこともたくさんありますが、Mさん、お世話になりました。あたらしい場所でも元気で頑張ってください!
 

 
 

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